皆さんこんにちは!
JR立花駅から徒歩3分!立花商店街内にあるみやび鍼灸整骨院鍼灸師の渡辺です!
11月に入り朝と夜がより冷え込んできましたね。この冬の季節に手先や足先が冷えてお困りではないですか?
今回は『冷え症』についてお話しします!
冷え症は主に女性に多いですが男性にもみられます。
当院でも冷え症をお持ちの方が多くおられます!
冷え症とは
冷え症とは、血液の流れが悪いため毛細血管へ温かい血液が流れず、血管が収縮し、そのために手足などが冷えてしまう状態のことです。気温とは関係なく体が温まらないので、真夏であっても冷え症の症状は出ます。冷え症には日々の生活習慣が大きくかかわっています。
原因
運動不足
運動不足は身体の代謝を低下させ、血液の循環を悪くする原因となります。また、筋肉量が少ないと体内で熱を生産することが出来ず、うまく体を温められません。特に女性の場合、男性よりも筋肉量が少ないので熱を作りにくく冷えやすい体質だと言えるでしょう。
食生活の乱れ
冷たい飲食物や甘い物、ファストフードやスナック菓子を食べすぎることや、無理な食事制限を伴うダイエットによるミネラル・ビタミン不足に陥ることで、体を冷やし、血液をドロドロにして循環を悪くする原因となります。
ストレス
過度のストレスをため込むと、末端の血流が悪くなり血行不良を引き起こします。また緊張状態が続くと交感神経が長時間働き、自律神経のバランスが崩れてしまいます。それにより、体温調節機能がうまく働かなくなってしまうのです。
自律神経の乱れ
自律神経は、体内での体温調節の役割を担っています。暑くなると血管を拡げて体温を逃がし、寒くなると血管を縮めて体温を逃がさないようにするのです。しかし、現代の冷暖房が整った住環境の中では、「暑い」「寒い」の感覚が鈍くなり体温調節の機能がうまく働かなくなってしまいます。それが毛細血管を収縮させ、冷えの原因となるのです。
喫煙
タバコは急激に血管を収縮させてしまし、血液の流れを悪くするとともに、基礎代謝も低下させ、冷えに結びつきます。
冷え症が女性に多い原因
①筋肉量が少なく脂肪が多い:女性は男性に比べ筋肉が少なく、また付きにくくなっています。そのため熱を作る力が弱いのです。また脂肪が多く、付きやすくなっています。脂肪は一度冷えると温まりにくい性質を持っているため、冷えの原因となります。
②子宮や卵巣などの臓器と月経がある:子宮や卵巣など血流の妨げとなる内臓が多いため、腹部の血流が悪くなります。また月経時に血液が減るため、熱を伝える血液が体の末端まで届きません。
③薄着や衣類のしめつけ:寒い場所でのスカートなどの薄着は、体を冷やしてしまいます。また、下着やタイトな衣類での締め付けも血流を悪くし、冷え症の原因となります。
しかし男性も加齢によって筋肉量の低下、臓器機能の衰えなどにより熱を発することが出来なくなり冷えを感じます。高齢の男性では頻尿の原因にもなります。体を温めると肩こりや腰痛などが楽になるような場合は、冷えが存在していることがあります。
冷え症の種類
末端が冷えるタイプ
血液がドロドロだったり血管が細かったりして血行が悪い状態だと、血液が手足の末端部分まで届きません。そのため、手足の末端が冷えてしまいます。だからと言って、手足だけを温めようとしてもこのタイプの冷え性は改善されません。なぜなら、人間の体はまず内臓を温めようとして、体の中心に血液を集中させます。その結果、末端である手足には十分な熱が行き渡らなくなってしまうのです。
下半身が冷えるタイプ
このタイプは骨盤の歪みが原因である場合が多いです。姿勢の悪さや、同じ方向を向いての就寝、同じ方に足を組むことが原因で身体や骨盤が歪んでしまいます。そうすると下半身の血行が悪化し、代謝が悪くなってしまうのです。さらにお尻や太ももに蓄積される老廃物がセルライトという固まりになってしまい、身体の冷えがますます酷くなります。
内臓が冷えるタイプ
ストレスとの関係が深い冷え性だと言えるでしょう。自律神経が異常をおこし、手足の末端部分の血管の収縮ができなくなり、その結果、内臓に血液を集めることができず、内臓が冷えてしまいます。このタイプでは、手足は温かいことが多いので、冷え性だと気付かずに過ごしてしまうことも多いのです。しかし、お腹を下しやすくなった、体のだるさを感じる、風邪をひきやすくなった、などの症状を感じたら、このタイプの冷え性かもしれません。
冷え症に対しての治療
頭痛に対しての治療として鍼灸治療が特に有効な治療です!
皆さんは鍼灸治療を知っていますか?
鍼治療がどんなものか分からない、知らないという人もいると思うので鍼治療がどういうものなのか説明していきます!
鍼灸治療とは?
皆さんは鍼治療に対してどのようなイメージをお持ちですか?
「よく分からない」「痛そう」「怖い」「聞いたことはある」
など、聞いたことはあるけどよく分からないといった声を患者様からよく聞きます。中には注射針をイメージして怖い、痛いんじゃないか?という印象をお持ちの方もおられると思います。
しかし当院で鍼治療を受けていただいた方は「全然痛くなかった!」「症状が軽くなった!」など、好印象な方が多いです。
その理由としては、当院で使用している鍼は髪の毛くらいの細さです。鍼が刺さる瞬間にチクッとする程度でほとんど痛みを感じることなく治療を受けていただけます!
鍼のメカニズム
鍼治療とは、皮膚から体内に鍼を入れ症状の原因になっている筋肉に直接刺激を与え、血流の循環を良くすることで人が元々持っている自分を治そうとする力『自己治癒力』を高めることができます。
さらに東洋医学などで用いる経穴(ツボ)に刺激を加えることで、その経穴(ツボ)に応じた効果を発現することが鍼灸治療の一番のメリットです。
灸のメカニズム
お灸は体表を刺激していきます。この刺激は、身体に取っては侵害の刺激になるので、治そうという抵抗力が高まるので、血流動態が変化し、身体の状態が変化していくことになります。
東洋医学などで用いる経穴(ツボ)に刺激を加えることで、その経穴(ツボ)に応じた効果を発現することが鍼灸治療の一番のメリットです。
冷え症に対しての鍼灸治療
冷え症に対しての鍼治療は、まず『末端が冷えるタイプ』なのか『下半身が冷えるタイプ』なのか『内臓が冷えるタイプ』を、問診や触診などによって見極めていきます!
『末端が冷えるタイプ』と『下半身が冷えるタイプ』は手首や足首にある血管の近くにお灸をして暖めて血流の循環を良くしていきます。
『内臓が冷えるタイプ』は東洋医学を使って治療します。
東洋医学では身体のバランスを整えることができます!日常生活での環境の変化やお仕事での長時間の姿勢不良や食生活の乱れ、人間関係のストレスが増加することによって身体のバランスが崩れたことによって症状が出たり増悪します。
その崩れたバランスを鍼灸治療で治すことができます!
経穴(ツボ)には身体のバランスを整えたり、ツボに応じた治療効果を発現したりと様々な役割があります。問診、脈診、舌診、腹診などを用いて、現在のお身体がどのように崩れているのかを把握し、鍼でツボに刺激をあたえていきます。
ですので、鍼灸治療を用いることで冷え症に対しても治療効果をもたらすことが可能なのです!
今回は冷え症についてお話をしてきました。
冷え症は冬場だけでなく夏場にもエアコンによって足下が冷えてくるという人も多いです。
私たちは今現在の症状が何故起こってしまったのかを考え、その原因に対して治療を行うことで今後も辛い症状に悩まなくてもいいお身体を目指していきたいと考えております!!
少しでも気になっている症状、お悩みの症状がありましたら、ぜひ一度当院にご相談ください!
みやび鍼灸整骨院 尼崎
〒661-0025 兵庫県尼崎市立花町1―16―15
06-6421-1117
当院は予約優先制を実施しておりますので、ぜひお電話をお待ちしております。